TINY MUSIC LIFE

音楽を仕事にする方法やビジネス論、考察や小ネタなどをお届けする音楽情報ワンパーソンメディア。by TINY RECORDS八木橋一寛

サマソニ清水社長インタビューで知った「洋楽コンサートは対象外」とする政府の補償

「このままではつぶれる」サマソニの窮状 政府の補償、洋楽は対象外 「アーティストの来日、柔軟に」 という、なんともシビれる見出しの記事が飛び込んできました。 この記事は、朝日新聞によるインタビュー記事となっており、インタビュー対象はサマーソニ…

老舗ライブハウス「ロフト」社長のコロナ禍のインタビュー記事を受けて

老舗ライブハウス、ロフトグループ社長へのインタビュー記事が先日2月20日に弁護士ドットコムニュースに掲載されていました。 Yahoo!ニュースでも拾われていたので、ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。 コロナショックを受けてのライブハウス経営者…

Twitterと音楽業界の「著作権バトル」記事を分かりやすく要約します。

「Twitter(ツイッター)と音楽業界の「著作権バトル」が加熱する可能性」 という記事が先日Forbes JAPANに掲載されていました。 YouTubeなどは元々が音楽コンテンツを主体としていた所もあったので、初期から著作権管理を徹底している印象はありましたが、…

200記事目で強めた個性の露出の必要性【ブログ運営】

今日この投稿で、200記事目となります。 いつも読んでくださっている方々、たまたま検索で辿り着いた方もありがとうございます。 とはいえ、記事数を目的や目標にはしていないので、「嬉しい」、「めでたい」といった感情は特にありませんが、区切りとしやす…

【Works紹介③】KIWA KIWA【音楽ニュースサイト&イベント】

z自己紹介的に、でもちょっとハウツー的に、音楽業界での仕事としてこれまで取り組んだ具体例を書いていこうという【Works紹介】の3回目です。 こんなご時世ではありますが、このTINY MUSIC LIFEは音楽業界を志したり、興味があるという方に向けて運営してい…

YouTubeが示した「音楽の権利所有者へ支払い額や拡大する収益源としての展望」を読んだ所感

NME JAPANの記事でちょっと興味深いものがありましたので、今日はそのお話を。 元記事は以下の「YouTube、音楽の権利所有者への支払いについて自身の姿勢を説明」という記事。 ここで何が書かれているのか一言にまとめるのならば、 「YouTubeは音楽の権利所…

アーティスト名と曲名の間に使うハイフンやカギカッコから見る、欧米と日本の違いや傾向

YouTube上などに公開されるミュージックビデオの表記を見ていると、その表記方法に日本と海外アーティストの違いがある事に気がつきます。 欧米のアーティストのほぼ100%が、ハイフンをアーティスト名と楽曲名の間に入れる事で表記している訳です。 では、我…

Clubhouse(クラブハウス)の音楽業界での使い道を考えてみる

アメリカ発の招待制音声チャットソーシャルネットワークアプリケーションで、2020年4月にローンチしたサービス。 開発したのは、元Google社員のポール・ダヴィソンとローハン・セスの2人で、いわゆるゴリゴリのシリコンバレーのIT起業家になりますね。 現在…

コーチェラが3度目の延期発表。「行かない1年」を皆が知ってしまったという新たな懸念や不安

世界最大級の野外音楽フェスティバル『コーチェラ・フェスティバル』の3度目となる延期が先週発表されました。 先日グラストンベリーの中止もアナウンスされたばかりでしたので、多くの音楽ファンにとっては覚悟していた事かとは思われますが、このコーチェ…

TINY RECORDS的今月の在宅BGM:9曲【2021年1月】

在宅ワーカーで元レコード店主やDJだったりもする筆者が、その月に良く聴いたリリース楽曲をただただご報告するという在宅BGM紹介企画の6回目◎ 「何聴いてたっけな?」と、思いつくままその月に良く聴いた曲をピックアップしていくので、ジャンルに統一感だ…

第3次補正予算の文化芸術活動支援に関する質疑で再認識できたもの

「コロナ禍における文化芸術活動支援」を含む、第3次補正予算が1月28日の参議院本会議で可決されました。 この予算案可決前に共産党の小池晃議員によって行われた、萩生田光一文科大臣や梶山弘志経産大臣に対する質疑が話題に挙がっていましたので、今日はこ…

時代に取り残されない為の「とりあえず使ってみる・やってみる」というアンテナメンテナンス

「アンテナは鈍るという事を自覚した方が良い」 という話を前回書きましたが、その続編っぽい内容かもしれません。 特に音楽業界などのセンスや感性、時代感を問われる業種の場合、"アンテナ"の重要度は高く、その感度は基本的には加齢によって弱まるという…

「アンテナは鈍るという事を自覚した方が良い」というお話

今日は、直接的に音楽や音楽仕事に関わる話というよりも、もう少し視点を遠ざけた輪郭のお話をひとつ。 「"アンテナ"は鈍るという事を自覚した方が良い。」 という自戒を込めた教訓(?)を。 私も齢42にもなりますと、様々な場面で老いを実感するものでして…

英グラストンベリーフェスティバルが2年連続の開催中止を発表

一昨日、世界最大規模を誇る英国の野外音楽フェス「Glastonbury Festival(グラストンベリー・フェスティバル)」の2021年の開催中止が発表されました。 中止は2020年に続き2年連続となり、その理由はもちろん新型コロナウイルス感染拡大によるものです。 主…

2020年イギリス国内の音源市場データが公開。ストリーミングは前年比20%増、消費全体の80%に

2020年のUKでは、2019年と比較して20%以上の増加となる1,390億回のオーディオストリームが記録されたそうです。 その中で、1億回以上の再生を記録するアーティストは約200組とされています。 アルバムセールスについては、1億5500万枚相当の売り上げを記録し…

収入半減以上が7割、「死にたいと思った」が3割。音楽・映画・演劇業界を対象としたアンケート結果を受けて【コロナ禍】

【コロナ禍で「死にたいと思った」人が3割。音楽・映画・演劇業界から悲鳴、補償を求める声相次ぐ】 なかなかにヘヴィでショッキングな見出しがハフポストに公開されました。 今日はこの記事について触れていきますので、「自分も同じように感情がネガティブ…

2020年アクセス数の多かった記事TOP10

1月も折り返してしまったタイミングになりますが、今日はブロガーらしい企画をひとつ。 2020年の4月から始めたこの音楽情報やその考察ブログ(ワンパーソンメディア)『TINY MUSIC LIFE』ですが、これまで186記事を公開してきています。 さらに、1記事あたり…

「#SaveTheDance」署名および緊急記者会見実施に寄せて

#SaveTheDance というハッシュタグのもと、署名活動が現在行われています。 どういった署名活動かというと、二度目となる今回の緊急事態宣言を受け、 【クラブ/LIVEハウス/ミュージックバー、及びダンスフロアやDJブースのある文化的施設の存続、実演家の活…

「音楽のオンラインライブ視聴に関する実態調査」に知りたい消費者心理が詰まっていました

この「音楽のオンラインライブ視聴に関する実態調査」は、2006年9月に設立されたモバイルに特化した調査研究機関「MMD研究所」により実施され、アンケート調査により回収されたサンプルを人口構成比に合わせるために、ウエイトバック方式*にて集計されました…

無観客に対し有観客は30倍の公演数という根強い有観客開催ウエイト

音楽ライブエンタメ業界4団体が政府に対し、「緊急事態宣言に対する要望」を提出した話題について触れました。 その要望提出の際、 「昨年5月25日に緊急事態宣言が解除されて以降、4団体会員社によって全国で無観客公演250公演、有観客公演約7,100公演(総動…

バズリズム02「2021年コレがバズるぞ!」所感と高いランキング信頼度についての推論

すっかり恒例となった日本テレビの音楽番組『バズリズム02』の新春ランキング企画「2021年コレがバズるぞ!BEST10」が先日オンエアされました。 このブログでもしばしば示唆している日本の音楽マーケットのガラパゴス化がこれでもかと浮き上がってくる興味深…

音楽ライブエンタメの執念のファイティングポーズ!?業界4団体が「緊急事態宣言に対する要望」を政府に提出

音楽ライブエンタメ業界4団体というのは、日本音楽出版社協会(MPA)、日本音楽事業者協会(JAME)、日本音楽制作者連盟(FMPJ)、コンサートプロモーターズ協会(ACPC)の4団体。 要望の大まかな内容は以下の通り報じられています。

ニール・ヤングが音楽作品の著作権の50%、1180曲を売却

ボブ・ディラン、スティービー・ニックスに続き、ニール・ヤングも自身の楽曲の著作権売却のニュースが報じられました。 ボブ・ディランの同様のニュースに触れた以下の少し前の記事でも書いた通り、この流れは加速するとは予想していましたが、予想以上に立…

ライブ・コンサート業界にとって致命傷になりかねない2度目の緊急事態宣言

ご承知の通り、首都圏の1都3県に対して、1月8日から2月7日までを期限とした2度目の緊急事態宣言が発令されました。 更に、大阪府・兵庫県・京都府も、政府に対して緊急事態宣言の発出を要請するとのニュースも本日伝わっています。 私は音楽業界についてしか…

短期的には唯一最良の一手!?USENと新木場スタジオコーストがネーミングライツ契約を締結

新木場STUDIO COAST(スタジオコースト)とUSEN-NEXT HOLDINGSがネーミングライツ契約を締結したというニュースが報じられました。 私個人的には現状のライブハウスが短期的に収益確保として打てる手としては「それ(くらい)しか無い。」と考えていたので、…

TINY RECORDS的今月の在宅BGM:7曲【2020年12月】

在宅ワーカーで元レコード店主やDJだったりもする筆者が、その月に良く聴いたリリース楽曲をただただご報告するという在宅BGM企画の5回目◎ 思いつくままその月に良く聴いた曲をピックアップしていくので、ジャンルに統一感などはあまりないと思いますが、発…

「米津玄師が2020年の年間チャートで22冠を達成」から見る今後の音楽マーケット

米津玄師が2020年の各種年間チャートを総なめし、計22冠を達成したというニュースが少し前に話題となりました。 「米津玄師がシーンを席巻!!」 そんな見出しも踊る音楽業界における年末のトピックでした。 長らくジャニーズやAKBグループなど、アイドルが…

2021年、TINY MUSIC LIFEの3つの抱負

あけましておめでとうございます◎ 昨日は大晦日という事で、2020年振り返り記事になりましたが、今日は元旦。 となれば抱負しかないですね。 面識のないおじさんの新年の抱負にどのような需要があるのか?と疑問しかありませんが、責任を持って最後まで読ん…

ごく私的2020年振り返り

今年の仕事初めは業務委託を受けているライブハウスでの1月4日のDJイベントから。 仕事初めと言っても、身内でわいわい新年会ノリで音楽とお酒を楽しむような内容なので、仕事という仕事は1月10日。 EGGSというレコチョク・ドコモ・タワーレコードが運営して…

東京都を対象にイベント入場者上限を再び5000人に

12月23日の西村康稔経済再生担当相の記者会見で、 「大規模イベントの人数制限の上限を東京都を対象に1月11日までの間、5000人に戻す。」 との方針がアナウンスされました。 そもそもこの"大規模イベントの人数制限"を改めて説明すると、 【入場者の上限を50…